Column – foodexgroup Just another WordPress site Thu, 26 Dec 2024 00:17:33 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.7.1 ブランド愛と育む温かな接客 /column/kaburaya_1223/ Wed, 25 Dec 2024 00:12:01 +0000 /?post_type=column&p=2040

東京都板橋区、東武東上線が通る上板橋駅から徒歩2分。自然豊かで住みやすいこの地にお店を構える、かぶら屋上板橋店。

お客様との雰囲気作りにどこよりもこだわった結果、お客様の日常にどこよりも浸透し、日々常連様を中心にたくさんの笑顔が溢れる。

このお店を指揮するのは独立を志して別の飲食店からかぶら屋に来た二階堂さん。店舗運営を行う上で感じたブランドの強さとお店づくりに抱く想いとは何か。

地域とともに歩む

上板橋店店長
上板橋店店長2

上板橋店の周辺はベッドタウンであることから住宅地が多く、住みやすい環境は整っていますが、新規のお客様が訪れることは少ない場所です。

そのため、長期的な信頼関係を築きリピートしてもらうことがとても重要です。特にお客様とのコミュニケーションを大切にしており、親しみと温かさが感じられる居心地の良い店舗づくりを常に意識しています。

加えて、料理のクオリティにも気を遣い、いつ誰が担当しても100%のものを提供できるよう、安いからといって妥協は一切していません。

こうして地域密着の店舗として、お客様との長期的な信頼関係を築き、たくさんのお客様に愛されながら営業を続けています。

出会いと発見

上板橋店内装

私は、お客様として訪れた際のかぶら屋の接客に心を打たれ、ここで働くことを決めました。

いざ働いてみると、仕事自体は楽しかったものの、独立までの道のりではうまくいかないことも多かったです。かぶら屋の試験は知識や技術のレベルに加えて、かぶら屋というブランドに対する理解や想いをしっかり伝える必要があります。他にも独立にあたってはお金やタイミングの問題なども当たり前ですが絡んできます。

その過程を通じて、会社としてのサポートの手厚さと同時に、薄利多売のビジネスモデルの中でも、料理の品質、接客も決して手を抜かないかぶら屋のレベルの高さを強く実感しました。

正直、心が折れるようなタイミングもありましたが、お客様との些細な会話や笑顔に救われ、今日まで続けることができています。今ではお客様とコミュニケーションをとること自体が、何にも変えられないこの仕事のやりがいとなっています。

長く愛されるために

特に大切にしているのは、機械的ではなく一人ひとりに寄り添った接客です。特に上板橋店のような地域密着の店舗では、常連様といかに長期的な関係を築くかが重要です。

例えば、新規で一度に15,000円使っていただける団体様よりも、毎日1,000円使ってくださる常連様のほうが、長い目で見るとお店にとって大きな存在となります。

こうした長期的な関係を築くためには、たった一回でもお客様の信頼を裏切ることは許されません。お客様がご利用しやすく、親しみを持ってまた利用したいと思ってもらえるような雰囲気づくりをしていく必要があります。

コミュニケーションが苦手なバディには、自然と会話に入れてあげられるようなサポートをして、会話しやすい雰囲気づくりを行うのもそのための工夫の1つです。忙しくなるとどうしても注文をとってお出しするといった機械的な接客になりがちですし、まだまだ私が中心となって雰囲気づくりをしている場面が多いので、そうした点は改善していけるよう試行錯誤しています。

未来への期待

上板橋店外観

すぐに実現することは難しいかもしれませんが、板橋周辺にもう1店舗出店するのが次の大きな目標です。

一方で、コロナ禍が残した傷跡が今でも残っており、まだまだ飲食業界としては厳しい状況が続いているのも事実です。例えば、アルコール消毒やマスクの着用などは緩和されていますが、今でもお店が密になると帰られるお客様が一定数いらっしゃいます。

加えて、人材不足も顕著な問題であり、かぶら屋の想いに共感してくれる人をもっともっと増やすことがブランドの拡大にも必要不可欠です。

さまざまな課題はありますが、上板橋駅周辺は再開発が進んでおり、数年後はまた違った景色が見れるかもしれません。これが地域活性化のきっかけとなれば、新規のお客様が増え、より多くのお客様に愛されるお店にできるはずです。

そんなタイミングで大きく羽ばたけるよう、よりかぶら屋らしいお店を目指して、まずは目の前のお客様に日々笑顔を届けていきます。

上板橋店
  

かぶら屋 上板橋店

住所
東京都板橋区常盤台4-32-9 泉ビル1F
営業時間
営業時間:[平日]16:00~23:00[土]15:00~23:00[日]14:00~22:30
電話番号
03-3964-1166
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再出発に懸けた想い /column/kaburaya_241222/ Sun, 22 Dec 2024 00:17:18 +0000 /?post_type=column&p=1948

東京都町田市、アクセスの良さと駅周辺の利便性が魅力の町田駅から徒歩3分の場所にお店を構える、かぶら屋町田2号店。

店長を務める金子さんは、2024年8月のリニューアルに際してお店を任され、その当月に過去最高売上を達成。しかし、その結果に満足することなく、かぶら屋の想いを伝えるべく日々の営業に真摯に取り組んできた。

金子さんが大切にしているお店づくりに対するこだわり、今後に抱く想いとは何か。

より愛されるお店を目指して

町田2号店店長
町田2号店店長2

町田2号店は2024年8月のリニューアルオープンを経て、新たなスタートを切った店舗です。町田駅周辺は商業施設も多く栄えていることから、日々様々な人が行き交う活気がある街です。

そのため、学生さんからサラリーマン、お年を召した方まで幅広いお客様にご利用いただいており、どなたにも「また来たい」と思っていただけるお店づくりを意識しています。

リニューアル以前に比べてお店全体として自然と会話が増えており、かぶら屋らしい居心地の良い雰囲気づくりが少しずつできていると感じています。

また、かぶら屋はどこに行っても味が変わらないというのが大きな強みです。一見当たり前に見えますが実はとても難しいことで、この安定したクオリティも、多くのお客様に愛されている要因の1つです。

かぶら屋で働く意味

町田2号点店内装

私は、大学4年間かぶら屋でのアルバイトを経験し、卒業とともに全く別の業界へ就職。そこで5、6年働いた後に、再びかぶら屋に戻ってくるという少し変わった経歴を持っています。

別業界で働いていた時も特に大きな不満を感じていたわけではありません。ただ、ふと次のキャリアを考えた時に、かぶら屋でのアルバイト時代を思い出し、本当の良い意味でお客様を喜ばせ、笑顔にできるこの仕事に価値を感じました。

そして、アルバイト時代の恩師でもある当時の店長と話をする機会をもらい、「もう一度かぶら屋で働かないか」と声をかけていただいたことをきっかけに、再びかぶら屋でのキャリアをスタートしました。そこから一年ほどで店長試験に合格し、町田2号店のリニューアルに合わせてお店を任せていただくことになったのです。

リニューアルした当月から過去最高売上を達成でき、おかげさまで順調な滑り出しでした。ただ、昼からの営業もはじめてみたのですが、ここに関しては思うようにいかないことが多く、まだ課題も残っています。

行動で示すこと

前職は金融業界にいたこともあり、数値管理やお金のやりくりなど、経営面は比較的得意であると自負しています。加えて、アルバイト時代の経験もあったので、店長としてやることは多少増えましたが、業務内容に関しては大きなハードルになりませんでした。

一方で、お店の雰囲気づくりや新人育成など、コミュニケーション面は今だに苦労しています。私は正直、口下手な性格なので、意図をうまく伝えられないことも多いです。だからこそ、行動で示すことを大切にしています。

営業中はとにかくお客様のために先読みして動くことを意識し、心地よく飲食をしてもらえるよう心がけています。こうした小さな積み重ねを通して、安くて美味しいだけでなく、笑顔と親しみのある「かぶら屋」の想いをもっと浸透させていきたいです。

想いを伝える

町田2号店外観

飲食業界は人ありきの商売です。そのため、ブランドの拡大には、ブランドの想いに共感できる人をもっと増やしていくことが必要不可欠だと考えています。

「かぶら屋の店長になりたい」という貪欲な想いをはじめから持って入ってくる人はそこまで多くはありません。しかし、私のように関わっていく中で想いが変わって挑戦してみようと思ってもらえることもあるはずです。

これまでの経験を活かしながら、そんな人を一人でも増やしていくことが私の役目だと感じています。

まだまだ町田2号店は再スタートをきったばかりの店舗なので、まずはお店をしっかり安定させ、現状に満足せず少しでも前に進んでいけるようにこれからも努力を続けます。

町田2号店
  

かぶら屋 町田2号店

住所
東京都町田市森野1-37-10 きめたハウジング第23ビル1F
営業時間
営業時間:[月〜木]15:00~22:00[金・土]15:00~23:00[日・祝]14:00~22:00※テイクアウト 15:00〜
電話番号
042-785-5222
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鏡に映る親しみと温もり /column/kaburaya_1128/ Thu, 28 Nov 2024 08:44:05 +0000 /?post_type=column&p=1950

東京都太田区、都会の利便性と穏やかな環境が調和したこの街にお店を構える、かぶら屋平和島店。落ち着きのあるアットホームな雰囲気で、お客様から長く親しまれている店舗である。

店長を務める川根さんは、立地の問題や人材の問題、そしてコロナの絶望を乗り越え、2018年から今までお店を支えてきた。独立までの過程とお店づくりで意識していることについて、川根さんの想いをご紹介する。

独特の雰囲気で愛される

平和島店店長
平和島店バディ

平和島店は、かぶら屋の中でも少し独特な魅力を持つ店舗だと感じています。平和島と聞くと、ボートレース場がある「博打の街」という印象を抱く人がほとんどです。 その影響もあってか、お店の雰囲気として騒がしい印象を持たれがちです。

しかし、スーツ姿のビジネスマンがふらりと立ち寄ることもあれば、近所に住む地元の方々や学生が足を運ぶことも珍しくありません。そして、池袋の直営店で働いていた時に比べると、比較的落ち着いた雰囲気があるのが平和島店の特徴です。

幅広い層のお客様に愛されながら、ほどよい距離感で接しつつ、居心地の良さを感じてもらう、とてもアットホームなお店になっています。

独立までの道のり

平和島店

私は2011年からかぶら屋でのキャリアを歩みはじめ、2018年に平和島店に来るまでは池袋の直営店で経験を積んでいました。

その間、何度か店長試験に挑戦するもなかなか合格をもらえず、どちらかというと手のかかる社員だったと自覚しています。

それでも、店長試験の度に当時の社長や専務に声をかけてもらい、最後合格をいただいた店長試験の時も、「やってきたことを出せば必ず合格できる」と背中を押していただきました。一社員のことをここまでちゃんと見てくれるんだという驚きと、その期待にちゃんと答えなければという覚悟の気持ちが芽生えたのを今でも覚えています。

今は、平和島店をまとめる立場としてお店を守っていく責任があります。それに加えて、ここまで成長させてくれた会社に少しでも恩返しがしたいという想いが日々の営業の原動力となっています。

ただ1つ、意識していること

営業中に私の方から口出すことはほとんどないですが、ただ1つ意識してもらっているのが「お客様は自分たちを移す鏡である」ということです。

お客様から褒めていただける時、反対にクレームを言われる時も、必ずその理由として私たちの行動が伴っていると考えています。

そのことをきちんと理解しておけば、客観的に何がよかったのか、何が悪かったのかをそれぞれが判断することができ、より良いお店へと改善ができるはずです。

最近は、この考えが少しずつ浸透してきたのか、バディたちも自主的に動いてくれるようになってくれていて、いつもそんな様子を見て嬉しい気持ちになっています。

困難を乗り越え

新秋津店外観

コロナ禍では営業停止を余儀なくされ、非常に苦しい日々を過ごしました。それでも、テイクアウトで最低限お店を開き続けたりと、お客様の日常から消えないように努力を続けました。

そのおかげで、再開後客足が復活するまでは非常に早かったです。再開を待ってくださるお客様がいらっしゃることを感じ、こうしたお客様のためにもしっかりお店を継続させていくことが私の役目であるのだと感じています。

平和島店は、品川や羽田といった大都市に囲まれており、お客様だけでなく一緒に働く人を集めるのも難しい現状があります。加えて、テナントなどの外部的な問題も抱えていますが、私がやれることは全力で取り組んでいくつもりです。

これからもお客様にとっての1つの居場所であれるよう、信頼できる仲間とともにお店を続けていきます。

平和島店
  

かぶら屋 平和島店

住所
東京都大田区大森北6-27-5
営業時間
営業時間:[平日・土]16:00~23:00[日]12:00~22:00
電話番号
03-6423-0360
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綾瀬店の再出発の軌跡 /column/kaburaya_1129/ Thu, 28 Nov 2024 08:44:11 +0000 /?post_type=column&p=1949

東京都足立区、JR常磐線と千代田線が通り、通勤・通学の利用者も多い綾瀬駅。そこから徒歩1分のところにお店を構えるのがかぶら屋綾瀬店である。

2024年9月のリニューアル後からこのお店を指揮する増田さんは、別店舗での独立経験を活かしながら、かぶら屋の理念に忠実にお店を作り上げてきた。

その過程で味わった困難とそこで再確認した気づきとは。リニューアルの軌跡とともに詳しくご紹介。

次なる挑戦

綾瀬店木札

2024年9月、綾瀬店のリニューアルオープンに際して、私は独立2店舗目の責任者としてこの店舗をまとめる役割を引き受けました。

本部から綾瀬店の話を受けた時、ここでなら「かぶら屋」が目指すお店の姿を体現できると直感的に感じました。もちろん売上などの成果面が伴っていることが必要不可欠です。ただ、この話を受けた一番の理由は、何よりもかぶら屋が目指すお店づくりのイメージがついたことでした。

そこからあっという間に話は進み、独立1店舗目である一之江店での経験を活かしながら、明るく楽しく笑顔の溢れるお店を目指して着々と準備を進めていきました。

厳しい現実と信念

綾瀬店店内1
綾瀬店店内2

万全な準備をして再スタートを切りましたが、リニューアル直後の状況は非常に厳しいものでした。

リニューアル前の半年間お店を閉めていたこともあり、客足はまばらなまま。地域にまだ認知されておらず、なかなかお客様に来ていただけない日が続きました。

サポートしてくれていた本部の方や一緒に働くバディからも心配の声が出てきたりもしていて、正直不安はありましたが、それでも決してやり方は変えませんでした。

前向きな声掛けでチームを鼓舞しながら、まずは来てくださるお客様に楽しんでもらうことを第一に営業を続けていったのです。

すると、2〜3か月が経つ頃には少しずつ売上に結果が現れ、昨年の2倍以上売り上げる日も増え始めました。嬉しさと同時に、やってきたことが間違いではなかったのだと安堵の気持ちも覚え、少し心が軽くなったような気がしました。

ブランドの強さと継続力

この2店舗目での経験を通じて、改めて感じたことが2つあります。

まず1つ目は「かぶら屋」というブランドの強さです。「かぶら屋」は単なる飲食の場ではなく、温かみと笑顔に溢れる場所です。こうした居酒屋の存在がお客様に求められていることを強く感じました。

また、リニューアルを通して、協力してくれる本部の方や一緒に働くバディなど、さまざまな場面で周りの人に助けられ、かぶら屋にいる「人」の温かさ、ひいてはこの団結力や思いやりがかぶら屋の強さでもあると再確認できました。

2つ目は、継続することの大切さです。リニューアル後も「今日お店開いてる?」と確認の電話が度々かかってきていて、そもそもお店が営業しているかわからないお客様が多くいらっしゃいました。こうした小さな不安が機会損失につながってしまっていたのだと思います。

当たり前のことですが、毎日お店を開け続けることでお客様に認知してもらうことが重要だと改めて実感しました。

自分たちも楽しむ

綾瀬店外観

これまでもこれからもやっていくことは変わりません。私が大切にしているのは「楽しんで仕事を続けること」です。

綾瀬店では女性のバディが多く、明るさとコミュニケーション力を武器にいつもお店を盛り上げてくれています。加えて、若くてもしっかりしている人が多く、本当に頼もしい限りです。

少しずつ軌道に乗ってきたところではありますが、再出発をしたばかりでやるべきことはまだたくさんあります。頼れる仲間たちとともに、お客様だけでなく自分たちも楽しんで仕事ができる場所をつくっていきたいと思います。

そして2店舗での独立経験をしっかり伝えていく立場でもあると思います。かぶら屋で開かれている勉強会などの機会も活用しながら、情報共有を行い、もっと多くの人に「かぶら屋」を届けていきたいです。

新秋津店
  

かぶら屋 綾瀬店

住所
東京都足立区綾瀬4-6-13
営業時間
営業時間:12:00~23:00
電話番号
03-6802-6733
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新たな挑戦、そこで見た本当の強み /column/kaburaya_1028/ Mon, 28 Oct 2024 08:15:13 +0000 /?post_type=column&p=1929

東京都東村山市、落ち着いた雰囲気と情緒豊かな街にお店を構える、かぶら屋新秋津店。

オフィス街や繁華街ではないものの、駅から1分という好立地とテイクアウトの利便性もあり、日々地元のお客様を中心に賑わいを見せる。

店長を務める佐藤さんは、池袋で3店舗をほど経験したのち、自ら手を挙げ約2年前から新秋津店で指揮をとっている。実際にお店をまとめる立場にたったからこそ感じる「かぶら屋」の強みとは何か。

地域に寄りそう温かい空間

新秋津店店長

新秋津店は、地元のお客様を中心に幅広い年代が訪れ、笑顔溢れる温かい雰囲気が特徴です。池袋の店舗も経験して感じるのが新秋津店の滞在時間の長さです。

池袋のような繁華街では、徒歩圏内に多くの居酒屋があり、いろいろな店舗をハシゴしながらお酒を飲んでいくのがあたり前なので、1店舗の滞在時間は必然的に短くなります。

一方、新秋津店周辺は住宅街となっているため、基本的にはお店で飲食をした後はそのまま家に帰るお客様が多いです。そのため、1店舗の滞在時間は長くなります。

コミュニケーションの取り方も池袋にいた時と少し異なっていて、ゆったりとお客様のペースに合わせつつ、日常会話などをする機会が増えました。こうして、お客様のニーズに合わせながら居心地の良い雰囲気作りを日々心がけています。

理想を現実へ

新秋津店料理①

もともとお酒が好きだったこともあり、居酒屋文化には以前から親しみを感じていました。そして、飲食業界での経験を積みながら、「自分でいつかお店をやってみたい」という想いを抱くようになりました。

そんなタイミングで出会ったのが「かぶら屋」です。お客様として訪れた時の、お店の居心地の良さと接客の丁寧さに、他の大衆居酒屋とのギャップを感じたことを今でも覚えています。興味を持ってコーポレートサイトを覗いてみると、いくつもの独立実績が掲載されており、それを見て、ここでなら理想を現実にできるかもしれないと考えました。

実際に働いてみて感じたのは、「かぶら屋」というブランドのレベルの高さです。基本的なオペレーション部分だけでなく、一人ひとりが自分の意思で積極的に動きながら、お客様と円滑なコミュニケーションをとっていました。

また、自分でお店を持っている人や長くこのブランドで働いている人に共通しているのが、自らの決意や覚悟が軸になっているということです。直営でもフランチャイズでも関係なくレベルが高いのは、お店を支える立場の人たちがしっかりしているからだとここで再確認しました。

そして、私自身も理想の実現に向け池袋で数店舗を回りながら経験を重ねていたところ、約2年前についに新秋津店を任せていただくチャンスを手にしました。

俯瞰とバランス

かぶら屋の基準の高さを引き出す大きな要因がマニュアルのクオリティの高さにあると考えています。そのため、業務に関してはマニュアルに忠実に行うことを一番に考えています。

一方で、お客様とのコミュニケーションに関しては、特に基準を作らずに比較的自由にやってもらっています。その方が自然体でお客様と接することができ、結果として心地よいコミュニケーションにつながっていくと感じているからです。

ただ、この形をとっていると、どうしても常連様など喋りやすい方とそうではない方との対応にギャップが生まれてくることがあるので、そこのバランスを取るのが自分の役割です。

どんなお客様にも居心地が良いと感じてもらえるように、営業中は視野を広く持ちながら、全体のバランスを保つことを個人的に常に意識しています。

愛され続ける場所として

新秋津店外観

自分一人だけでは長くお店を続けていくことは難しいです。来てくれるお客様、一緒に働いてくれる仲間がいるからこそ成り立っているため、今後も関わってくれる人を大切にお店を続けていくことが私の行動指針です。

そのため、一緒に働いているバディがお客様に褒められていたり、お客様が笑顔になってくれたりと、そんな関わってくれる周りの「人」の幸せが私のこの仕事の大きなやりがいになっています。

この仕事は何か新しいこと、難しいことをやり遂げることはないかもしれません。ただ、それらに決して劣らない達成感を感じる瞬間があることも事実です。

これからも地道にコツコツ積み上げつつ、この地で愛される場所として在り続けます。そして私個人的には、埼玉出身ということもあるので、埼玉にもっとかぶら屋を広げていくお手伝いができたらとも考えています。

まだまだやるべきことは多いですが、頼れる仲間と愛してくださるお客様とともに、これからも前に進み続けます。

新秋津店
  

かぶら屋 新秋津店

住所
東京都東村山市秋津町5-13-35 新秋津駅前柴田ビル1F
営業時間
営業時間:[平日・土]15:00~23:00[日・祝]15:00~22:30
電話番号
042-313-0717
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「人」と紡ぎ、「人」を想う /column/kaburaya_240924/ Fri, 27 Sep 2024 10:55:51 +0000 /?post_type=column&p=1898

埼玉県所沢市、西武池袋線と西部狭山線が交差する西所沢駅から徒歩1分の場所にお店を構える、かぶら屋西所沢店。

オープンからお店を指揮する北村さんは、かぶら屋でのキャリアアップを着々と進め、幾つもの困難を乗り越えながらも2017年に独立。今日までお店のオーナーとして活躍を続け、たくさんのお客様を笑顔にしてきた。

その過程で得た気づきやこの仕事に懸ける想いとは。また、長くお店を続ける上で大切にしているお店づくりのこだわりとは。

地元に愛されるお店

西所沢店店長
西所沢店バディ

西所沢店は2017年にオープンし、これまでたくさんのお客様に愛されながら営業を続けてきました。

ベッドタウンであることから、お客様の多くは地域に住んでいる方々です。ただ、西武球場が近いということもあり、野球の試合やコンサートが行われる日は、新規のお客様も多く来てくださいます。

お店はアットホームな雰囲気が特徴で、最近は女性一人でのご利用も少しずつ増えてきました。また、ファミリー層にも人気があったりと、誰にでもご利用しやすいお店づくりができていると感じています。

そのほか、テイクアウトも実施していることから、お店で飲食をしない地元の方にもかぶら屋を知っていただけています。こうした要因から、少し都心から離れた立地ではありますが、お客様との近い距離感で営業できていることがこのお店の強みです。

原点と気づき

西所沢店テイクアウト

「自分で焼き鳥屋を持てたらいいな」
そんな想いを抱きつつ、別の飲食店で働いていた時にたまたま出会ったのがかぶら屋でした。そして、ブランドを知っていくにつれ、安くて誰にでも親しみやすいかぶら屋のスタイルが自分の中の理想と合致し、ここで働くことを決意しました。

かぶら屋では、オーナーとして独立するための道のりが整備されています。そのため、夢の実現のために私がやるべきことは明確でした。

しかし、明確だからと言って一筋縄では行かないのが現実です。独立したいタイミングで、理想の場所にお店がある保証はもちろんありませんし、私の場合は独立直後にコロナの大流行が起きてしまい、非常に苦しい日々が続きました。

そんな中でも、西所沢店はテイクアウトでの需要があったため、お店を閉めることなく続けることができ、さらには完全に独立する前だったので本社からのサポートも受けられた点は本当にありがたかったと感じています。

絶体絶命とも言える状況でしたが、本社のサポートやバディのメンバー、来てくださったお客様など、関わってくれるすべての人が温かく、振り返ると周りの環境にも恵まれ今日まで続けることができたと感じています。

「人」を大切に作り上げる

阿佐ヶ谷店内装2

多くの人に支えられて今があると思っているので、「人」に対しては人一倍大切に想いを持って接しているという自負があります。

これはお店づくりにも共通している部分であり、料理のおいしさにこだわることはもちろん大切ですが、それを提供するのも召し上がっていただくのも「人」です。そのため、「人」を大切にすることが良いお店づくりにもつながっていくと考えています。

例えば、一緒に働いてくれるバディに対しては、まず話を聞くことを第一にしています。一人ひとり、成長の角度やなりたい理想像はバラバラです。だからこそ、それぞれの想いをきちんと理解し汲み取ることがチームづくりの第一歩です。

長く働ける環境を作りながら、お客様にも長く愛してもらうお店を目指すこと。これがこれまでの経験で得た気づきであり、私のお店づくりに対するこだわりでもあります。

関係を絶やさずに

西所沢店外観

西所沢店はオープンしてから約7年が経ちましたが、オープンから今でも定期的に顔を出してくれるお客様がいたり、昔アルバイトしていたバディが遊びに来てくれたりします。

そんな関係値を今後も絶やさず、より強固にしていくことが私の役目だと感じています。そして、変わらずこの場所でお店を続けていくことが一番の目標です。

人材の問題、値上げの問題など、これからもいろいろな困難が待ち受けていると思いますが、これまでの経験は決して無駄にはならないはずです。ここまでの成功体験も力にして、一歩ずつ地道にやり続けていこうと思います。

今まで関わってくれた「人」への感謝を忘れることなく、これからもより多くのお客様に愛されるお店を目指して前に進んでいきます。

阿佐ヶ谷店
  

かぶら屋 西所沢店

住所
埼玉県所沢市西所沢1-12-3
営業時間
営業時間: [平日・土]16:00~23:00[日]15:00~22:00 ※テイクアウト 15:00〜
電話番号
042-968-3900
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感謝で生み出す連携力 /column/kaburaya_240826/ Thu, 29 Aug 2024 01:25:50 +0000 /?post_type=column&p=1865

阿佐ヶ谷駅から徒歩1分。
周辺には閑静な住宅街が広がり、下町情緒あふれるこの街にお店を構えるのが、かぶら屋阿佐ヶ谷店。2009年のオープンから約15年に渡って、たくさんのお客様に愛されながら営業を続けてきた。

そんなお店を指揮するのが店長を務める中園さん。お客様との距離感の近さに前職とのギャップを感じながらも、今ではそれを強みに変えるお店づくりに成功。一見さんから常連様まで関係なく、親しみやすい雰囲気を大切に今日まで歩みを進めている。

その中で感じるこの仕事のやりがい、接客やチームづくりで意識していることとは何か。

親しみ溢れる阿佐ヶ谷店

阿佐ヶ谷店店長

阿佐ヶ谷駅周辺は、レトロな雰囲気漂う喫茶店や、個性豊かな小売店などが多く立ち並び、地元の方に長く愛されている店舗が多いのが特徴です。

コアなファンが集うようなお店もいくつかありますが、かぶら屋阿佐ヶ谷店は誰にでもご利用しやすいというのが1つの魅力だと感じています。

若者からファミリー層、お年を召した方まで幅広い年代で賑わい、最近では女性一人でのご利用も増えてきています。

その要因となっているのが、お客様との距離感です。常連様や一見さん関係なく親近感を感じていただけるよう、明るく元気なお店の雰囲気づくりを心がけています。

また、一年ほど前に若い女性のバディが加わってからは、お店の雰囲気がさらに1段階明るくなり、より笑顔の絶えない賑やかなお店になっていると感じています。

魅力とやりがい

阿佐ヶ谷店内装

私は2016年から阿佐ヶ谷店に関わっていますが、それまでFCで複数の飲食店を経験してきました。他ブランドの経験も経て感じていることは、かぶら屋はより丁寧な接客が求められるということです。

お客様との距離感が近いので、お客様のニーズを汲み取って接客をする必要があります。かぶら屋で働き始めた当初は、そのことを意識しすぎて思うように動けないこともありました。

例えば、ドリンクのおかわりをお伺いするのにも、お客様との会話のタイミングを見て「いつ声かけたらいいんだろう。」などと考えすぎてしまうことがありました。

こうした時期もありましたが、今ではこの距離感の近さがかぶら屋の魅力であると感じており、お客様から直接お礼や感謝の言葉をいただけることは、私の仕事の大きなやりがいとなっています。

信頼できる仲間とともに

阿佐ヶ谷店内装2

店長としてお店全体をみるようになってからは、バディや社員とのチームワークをより意識するようになりました。

そのために私が最も大切にしていることは、「感謝」です。営業中の些細なことでも、何が良かったのかできる限り明確にして感謝の気持ちを伝えています。

その結果、チームの仲も非常に良くなっており、今では仲の良さを活かした連携力が阿佐ヶ谷店の強みとなりました。また、嬉しいことに短期間での離職が減り、長く働いてくれる職場を作ることにも繋がっています。

中には私がこのお店に来る前から10年以上働いている社員さんがいたりと、本当に信頼できる仲間に囲まれて仕事ができています。

在り続けること

阿佐ヶ谷店外観

阿佐ヶ谷店は、約15年に渡ってこの地でたくさんのお客様に愛されながら営業を続けてきました。この歴史を絶やすことなく、これからもお店を続けていくことが一番の目標です。

お酒を飲む杯数が少なくなったり、滞在時間が少し短くなったりと、コロナ禍を経てお客様の飲食店の利用の仕方が少しずつ変わってきています。

ただそんな変化の中でも、変わらず笑顔で飲食を楽しめる場所として在り続けたいと思っています。

実際、オープンから10年15年とご利用してくれているお客様もいて、本当に愛されている店舗だと身にしみて実感しています。

「ゆくゆくは近隣にもう1店舗出せたらいいな。」などとも思い描いていますが、まずは地に足をつけて今のお店をしっかり守り続けていきたいです。

これからも阿佐ヶ谷店がたくさんのお客様に愛される場所で在り続けるよう、日々努力を続けてまいります。

阿佐ヶ谷店
  

かぶら屋 阿佐ヶ谷店

住所
東京都杉並区阿佐谷北2-1-5
営業時間
営業時間: [平日]16:00〜22:30[土]14:00〜22:30[日]14:00〜22:00
電話番号
03-3330-6160
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大都市にはできない歩み /column/kaburaya_240727/ Sat, 27 Jul 2024 07:17:54 +0000 /?post_type=column&p=1841

東京都昭島市、青梅線が通る昭島駅から徒歩1分のところにお店を構える、かぶら屋昭島店。

親しみ溢れる温かい雰囲気に加え、料理のおいしさでもお客様から一目置かれ、多くの地元のお客様に愛されながら営業を続けている。

そんな昭島店を約6年前から指揮する池谷さんが感じる、お店の特徴やかぶら屋の魅力とは何か。長い飲食業界での経験があるからこその考え方や想いをご紹介。

地域コミュニティとともに

昭島店は地元の方々との交流が多い地域密着型の店舗です。年齢層としては40〜50代くらいのお客様が一番多く、明るく賑やかなかぶら屋の特徴を再現できているお店だと感じています。

私自身も飲みにいくのが非常に好きで、地域のお店に顔をよく出しているため、他の飲食店のオーナーさんやそこの常連さんと仲良くなることがあります。そうした繋がりをきっかけにかぶら屋を知って来てくださるお客様も多いです。

この関係性が作れているのは大きな街ではできない強みだと思っており、地域コミュニティに愛される人間、お店であり続けることがこの地で長く続けていくには大切だと考えています。

また、来てくださるお客様からよく褒めていただけるのが、料理のおいしさです。

お店として絶対に妥協しないと決めている部分でもあり、冷凍物は基本使わず、手間は多少かかりますが、毎日新鮮な状態のお肉を仕込んでお客様へ提供しています。

昭島店の焼き物
昭島店の揚げ物

個性と要望を見極める

バディの人たちはとても個性豊かで、コミュニケーション能力に長けている人もいれば、スピード感を持って業務をこなすことが得意な人もいます。

そのため、横一列の評価軸で判断しないことがマネジメントをする上では非常に大切です。一人ひとりの良さを引き出し、仕事で活かしてもらえるようなサポートをいつも心がけています。

これはお客様に対しても例外ではありません。常連様が多い店舗とはいえ、店員とおしゃべりをしたいというお客様もいれば、ゆっくり一人で食事がしたいお客様もいらっしゃいます。

そうしたお客様の要望を汲み取ることが接客において一番重要だと考えており、視野を広く持ち、適切な距離感を保って接客を行っています。

オーナーとして

昭島店内装

飲食店を長く経験した立場として私が感じているのは、オーナーとして自分でお店を持つことは想像以上に大変だということです。

かぶら屋には独立を支援する仕組みが整っていますが、いざ独立するとなっても、お店の立地やタイミングの問題など、条件面がなかなか噛み合わずに、能力があってもチャンスに恵まれない人を見てきました。

そして、実際にオーナーとなってからは、当然ですが利益を出していかなければいけません。必要な時間に人件費を確保するため、仕込みは決められた時間までに終わらせるようにしなければいけませんし、お客様が少ないであろう時間は多少切り詰めてシフトを組んでいかなければいけません。

他にも乗り越えるべき課題は山ほどありますが、そうした前提を全て加味しても、オーナーになる魅力がかぶら屋にはあると感じています。お客様からの感謝の言葉、忙しい日を乗り切った達成感、バディの成長など、さまざまな要因はありますが、私がここまでの過程を一言で振り返るなら「本当に楽しかった」と答えます。

お店の雰囲気、料理のおいしさなどお客様目線で考えても魅力的なブランドだと思っていて、老後はかぶら屋が近くにある場所に住みたいと思っているほどです。

労働時間の問題など、まだまだ課題が多いのも事実ですが、チャンスに恵まれなかった人もみてきたからこそ、誇りと責任を持ってこれからも楽しく仕事をしていきたいです。

継続と継承

昭島店外観

今後に対して思っていることは1つ、もっと多くの人にかぶら屋というブランドを知ってもらいたいということです。そのためにも昭島店を長く続けていきたいと考えています。

また、私は別の飲食店をはじめ、かぶら屋に来てから約10店舗の直営店での経験を経てオーナーとなりました。この飲食業界での長い経験を伝えていくことは私の大きな役目だと感じています。

もっと多くの人にブランドを知ってもらうには、かぶら屋の店舗数ももっと増やしていく必要があり、そのためには未来の店長やオーナーを育成していく必要があります。そこで私の経験が少しでも活きるのであれば、そうした人材育成の場面でも関わっていきたいです。

地域とともに昭島店を盛り上げつつ、私にできることから直実に前に進んでいこうと思います。

昭島店
  

かぶら屋 昭島店

住所
東京都昭島市昭和町2町目1−12 第二栄ビル1
営業時間
営業時間: [平日]16:00~23:00 [土日祝]14:00~23:00
電話番号
042-519-6427
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チームで積み上げる満足度の欠片 /column/kaburaya_240726/ Fri, 26 Jul 2024 07:16:47 +0000 /?post_type=column&p=1826

東京都江戸川区、JR平井駅北口から徒歩1分の場所にお店を構える、かぶら屋平井店。

多くの常連様で賑わう店内には常に笑顔が溢れ、親しみやすさと居心地の良さが大きな魅力である。店長を務める工藤さんは、お客様としてかぶら屋と出会い、今では店長としてお店を指揮している。

どうしてかぶら屋で働くことを選んだのか。店長としてのお店づくりや仕事のやりがいとは。工藤さんのかぶら屋に対する熱い想いを聞いた。

使いやすいお店として

平井店店長
平井店スタッフ

平井店は駅近の立地ではありますが、常連様が約8割ほど占めており、基本的には地域の方々がメインのターゲットとなります。

ただ、そんな場所だからこそ、かぶら屋の強みはより活きてくるのではないかと考えています。0歳から80歳まで非常に幅広い層のお客様が訪れる当店は、賑やかで親しみやすい雰囲気があり、利用シーンが多種多様であることが大きな特徴です。

昼飲みに来られる方、お一人で店員との会話を楽しみに来られる方、家族連れや仕事帰りのサラリーマンなどなど、本当に色々なシーンでご利用いただいております。

また、本部の方と相談して定番外メニューを展開したり、店内ポップを設置したりと少しでもお客様に満足いただけるような工夫を日々行っています。そうした小さな取り組みの積み重ねとお客様第一の精神で少しずつ信頼を勝ち取ってきたお店です。

外から見たかぶら屋の魅力

平井店内装1

私はお客様としてかぶら屋を知り、その魅力に惹かれてここで働くことを決めました。その後、都内で複数店舗を経験して、約6年前から平井店を指揮しています。

親しみのあるお店の雰囲気と懐かしさすら感じる居心地の良さ、そしてそれらを引き出すかぶら屋の営業スタイル。

これがかぶら屋で働きたいと思った最大の理由です。はじめはお客様としてその魅力を体感しましたが、気づけばお店で体現する立場となりました。

今、体現する立場として最も重要だと考えているのは、お客様第一の精神です。料理を提供する時も、接客をする時も、常にお客様のためを思った行動を意識しています。

そして、帰り際の「おいしかった、またくるね。」この言葉を1日の中で何回聞けるか。この小さな喜びを原動力に日々の営業に取り組んでいます。

全てはお客様のために

平井店内装2

第一印象を良くすること。これがお客様の満足度を上げるために大切な要素だと考えています。

普段当たり前に行っている「いらっしゃいませ」の挨拶一つとっても、いつもより少し声を大きく元気に行うだけで第一印象はグッと明るくなります。

また、プラスアルファの一言を添えることもとても大切です。雨の日であれば「足元お気をつけください」、メニューを見ているお客様がいたら「追加のご注文はお決まりですか」など、些細なことですがこうしたお客様への気遣いが満足度向上に繋がっていくはずです。

なかなか教えることが難しい部分ではありますが、一緒に働いているメンバーはコミュニケーションが得意な人が多く、明るく元気でお客様想いの接客ができる非常に良いチームになっていると思います。

もう一つの帰る場所

平井店外観

変わらず常連様の顔が見れること。
これがこの仕事を続けている最大の理由です。

長くお店を続けていくと、就職や結婚といったお客様の人生の岐路に立ち会えることがあります。時には、この地を離れる選択をするお客様もいらっしゃいますが、そんなお客様にとって、地元にあるもう一つの帰る場所でありたいと思っています。

コロナ禍では思うように行かないことも多々ありましたが、ランチタイムの営業を開始したりと新しい取り組みにも挑戦しました。その結果特に休日は、お昼からお酒を飲みきてくださるお客様も増えています。

こうして地域への浸透を少しずつ肌でも感じてきたところで、今後の目標として掲げているのは、平井で一番愛されるお店にすることです。そして、最終的には平井でもう一店舗展開できたらと考えています。

来てくださるお客様への感謝を決して忘れることなく、頼れる仲間とともにより多くのお客様の日常に溶け込めるよう、これからも前に進んでいきます。

平井店
  

かぶら屋 平井店

住所
東京都江戸川区平井5-15-8 平井駅前北口ビル1F
営業時間
営業時間:営業時間:[月]16:00~22:00[火〜金]12:00~23:00[土日祝]12:00~22:00
電話番号
03-6657-0877
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愛され続けるお店づくりの秘訣 /column/kaburaya_240725/ Thu, 25 Jul 2024 07:15:50 +0000 /?post_type=column&p=1833

東京都葛飾区、京成電鉄本線と押上線が交差する青砥駅。駅前には商業施設や飲食店、少し離れると住宅街が広がり、非常に住みやすいエリアでもある。

この地にお店を構えるのが、かぶら屋青砥店。2022年よりお店を指揮する高橋さんは、駅前という立地を活かしつつ、このお店から地域を盛り上げようと日々試行錯誤を続けている。

そして、コロナ明けの万全とは言えない状況から、1年あまりでお店を軌道にのせ、これまでの過去最高売上を更新。更なる顧客満足度の獲得に向けて今も進み続けている。そんな高橋さんのお店づくりの過程、今後の展望をご紹介。

信頼を勝ち取るお店づくり

青砥店店長

青砥駅は大きなターミナル駅ではないため、乗換で利用する人はいるものの、新規の方が頻繁に訪れる場所ではありません。そのため、青砥店はどちらかというと地域密着型のお店であると感じています。

来ていただいたお客様をどのようにして次に繋げるか。このことを常に頭に入れながら営業を行っており、接客の丁寧さ、料理のおいしさなど、何一つ妥協せず、お客様第一であることが当店の強みです。

コロナ以降は安全面を気にするお客様も多くなっているので、お店の清潔感や衛生面にも十分配慮することで、少しずつお客様からの信頼を積み上げてきました。

また、定番の黒おでん、やきとん以外でお客様から評価の高いメニューが、特製の肉味噌と生のピーマンを使用した「肉味噌ピーマン」です。新鮮な生のピーマンをそのまま使用しているのはなかなか珍しいと思うので、訪れた際はぜひ食べてみてください。

未経験から店長へ

青砥店メニュー

元々もつ焼き文化が好きだったこと、さらには独立支援制度に惹かれて、私は約7年前にかぶら屋でのキャリアをスタートしました。

飲食未経験ではじめたこともあり、一番大変だったのは実際の営業のスピード感に追いつくことです。業務内容を頭で理解していることと、お客様を目の前にしながらこなせることは全く別物であると身を持って実感しました。

約半年かけてようやく効率よく業務をこなせるようになっていき、徐々に店長としての業務も任せていただけるようになったのですが、人材の配置や接し方など、接客とはまた違った人との関わり方にも苦労しました。

セオリー通りにいかないのが当たり前で、青砥店の店長となった今でも大きな課題の1つです。例えば、青砥店はバディのほとんどが学生ということもあり、思ったようにシフトが埋まることは基本的にはないので、試行錯誤しながら日々正解を模索しています。

基準となる自覚

青砥店内装

お客様のことをよく見ること。これが店舗としてお客様と接する時に意識していることです。営業中は常にお客様の動きを気にかけ、何を求めているかを考えながら動いています。

その結果、私自身お客様から感謝の言葉をいただくことも少なくありませんが、これは当然のことでなければいけないといつも肝に命じています。

なぜなら他のバディや社員は私の動きをみてついてくるからです。手本としての役割を果たす意味でも、お店の基準を作る意味でも、まず私ができることが最低条件だと思って仕事をしています。

だからこそ、バディがお客様から褒められてる様子を見ると非常に嬉しいですし、それがこの仕事の大きなやりがいです。

今では私が入らずとも、連携をとって動きながら挨拶や掛け声でお店の雰囲気作りまでしてくれたりと、本当に頼もしいチームになっていると感じています。

地域一番店を目指して

青砥店外観

先日、あるお客様から会計の時に小さなメモを渡されたのですが、そこには「惜しみないサービスと活気、清潔感どれも素晴らしかったです。」という一文が書いてありました。

その方はそそくさと帰ってしまったので直接お話しできなかったのですが、どれも私がお店づくりにあたって意識してきた部分だったので、お客様に届いたことを実感でき、報われたような気持ちになりました。

日々の小さな積み重ねがお客様の満足度に繋がり、2回目、3回目とご利用いただくきっかけになります。私が青砥店に来てからの約2年で、お店としては過去最高の売上を達成することができましたが、まだまだやれることはたくさんあるはずです。

そこで、青砥店は、「地域一番店」という大きな目標を掲げてこれからも進んでいきたいと思っています。

駅から非常に近い場所なので、このお店が賑わえば地域全体がもっと盛り上がっていくはずです。お店に入らずともお店の前を通るだけで、「なんだか楽しそう、ちょっと立ち寄ってみようかな」そう思われるような活気溢れるお店を目指していきます。

これからも頼れる仲間とともに私たちは貪欲に挑戦していきます。

青砥店
  

かぶら屋 青砥店

住所
東京都葛飾区青戸1-10-4 富士プラザ青砥1F
営業時間
営業時間: [平日]14:00〜22:45 [土日祝]12:00〜22:45
電話番号
03-5654-7988
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地域と創る次の一歩 /column/kaburaya_240626/ Wed, 26 Jun 2024 08:59:22 +0000 /?post_type=column&p=1787

東京都西東京市、閑静な住宅街が広がるひばりヶ丘。最寄りである西武池袋線のひばりヶ丘駅は、池袋まで約15分とアクセスも良いため、ベットタウンとしてファミリー層にも人気の街である。

治安も良く落ち着いたこの街にお店を構えるのがひばりヶ丘南口店。こだわりの焼き物とお客様第一の接客を魅力に、日々多くのお客様に愛されながら営業を続けている。

オーナーを務める小久保さんはこのお店で独立を果たし、目の前のお客様の満足度にコミットしながら、オープンから約6年お店を支えてきた。その中で感じてきた、小久保さんのお店に対する強い想いをご紹介。

自慢の一品

ひばりヶ丘南口店店長

かぶら屋ひばりヶ丘南口店は、多くの地元のお客様に支えられて今日まで営業を続けてきました。オフィス街や大きな商業施設があるような街ではないため、多くのお客様は近隣に住んでいる方々です。

そのため、他のかぶら屋よりもお客様との繋がりが強いお店だと感じています。新規のお客様も地元のお客様の紹介で広がることが多いです。また、ファミリー層が多い街なので家族揃ってご利用いただくことも多く、これは池袋などの大きな街にあるかぶら屋と少し違う点だと思います。

かぶら屋の定番である焼き物は、当店でも特にこだわりを持っている一品です。おいしいと言って帰っていただけるように、細かい焼き加減まで細心の注意を払っており、実際お客様からも一番注文が多い人気のメニューとなっています。

満足度を追い求めて

ひばりヶ丘南口店内装

営業中、いつも意識していることは、目の前のお客様の満足度を高めることです。

特に地元のお客様が多い当店では、一人のお客様の評価が、その知り合い、またその知り合いへとあっという間に広まっていきます。だからこそ、料理がおいしかったこと、接客が丁寧だったことなど、何か一つでもこのお店に来てよかったと感じてもらうことが大切だと考えています。

ただ、接客に関してはまだまだ個人的に課題に感じている部分でもあります。先輩に教えていただいたり、自分で本を読んでインプットしてみたりと試行錯誤をしながら、お店としてどうあるべきかを日々模索しています。

そんな中でも真面目なバディの方々はお客様第一で動いてくれており、本当に頼もしい仲間と仕事ができていると実感しています。

現在までの軌跡

私は約6年前、初めて訪れたこのひばりヶ丘という街で独立しオーナーになりました。未知の場所でお店を持つことへの不安はありましたが、「やるしかない」という覚悟で続けてきました。

まだまだオーナーとして道半ばではありますが、振り返ってみると多くの温かい人々に出会えた貴重な経験だったと感じています。

一歩一歩着実に歩みを進めていた矢先、突如訪れたコロナの大流行。お酒の提供や夜の営業時間に制限がかかってしまったため、ランチタイムの営業に取り組みました。先の見えない不安はありましたが、主に地元の常連様に支えられながら乗り切り、現在はコロナ前と遜色ない状態にまで戻ってきています。

そんな困難も乗り越えながら、この街に少しずつ馴染んでいき、今ではお客様からの励ましや感謝の声が、この仕事の大きなやりがいとなっています。

着実に歩む

ひばりヶ丘南口店外観

近年ひばりヶ丘では少しずつ街の開発が進んできており、新しい飲食店も増えてきています。そんな他の飲食店とも一緒に、街の発展に貢献できるような存在になることが1つの目標です。

ただ、何か新しいことにチャレンジしていくというよりは、地に足をつけ、この街で長くお店を続けていきたいです。

そのためにまずは、今来てくださっているお客様に長くお店をご利用いただくこと、これが一番大切だと思っています。これがゆくゆくは、次のお客様に繋がっていくはずです。

地域の皆様の拠り所となり、これからも多くのお客様に愛される場所であり続けるため、ひばりヶ丘南口店は着実に前に進んでいこうと思います。

かぶら屋ひばりヶ丘南口店
  

かぶら屋 ひばりヶ丘南口店

住所
東京都西東京市ひばりヶ丘1-3-2 永山ビル1F
営業時間
営業時間:[平日]16:00~23:00 ※第一、第三月曜日定休日[土日祝]14:00~22:30
電話番号
042-439-3007
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過去での気づき、未来の展望 /column/kaburaya_240625/ Tue, 25 Jun 2024 08:59:25 +0000 /?post_type=column&p=1793

千葉県船橋市、京成本線の駅である船橋競馬場駅は、競馬場の他にも大型の商業施設、イベント会場が立ち並び、娯楽や買い物を楽しむ人で賑わう活気溢れる場所である。

この地にお店を構えるかぶら屋船橋競馬場店は、地元のお客様から一見さんまで幅広い層に愛されながら営業を続けている。

お店を指揮するオーナーの髙久さんは、チームワークを重視しながら一丸となってお店を作り上げてきた。そんな髙久さんが考える、チーム作りのコツや今後の目標とは何か。

豊かな客層

船橋競馬場店店長

船橋競馬場店は平日と休日でお客様の層が変わる特徴的な店舗です。平日は近くに住宅街が広がっていることもあり、地元のお客様を中心に賑わいを見せます。

一方で、週末は近くに大きな商業施設があるので買い物帰りなどにご利用いただく新規のお客様が多いです。また、2024年4月にはララアリーナという大型のイベント会場が近隣にできたため、スポーツ観戦や企業の出展会、アーティストのライブなどで訪れたお客様が合間時間や帰り際にご利用していただく機会も増えています。

新規のお客様にもかぶら屋の焼き物や黒おでんは非常に好評で、ふらっと立ち寄った新規のお客様に「黒おでんおいしかったよ」「またくるね」などの声をかけていただけることもあります。そんなお客様からの温かい言葉は日々の営業の中での大きなやりがいの1つです。

チーム力の秘訣

船橋競馬場店内装

私はこのお店に就いてから約2年となりますが、チーム作りは特に意識してきた部分です。かぶら屋の理念に合っているメンバーを集めていくことはもちろんのこと、元気な挨拶は店舗として共通認識として持つように徹底しています。

逆にそれ以外のコミュニケーションに関しては、特に干渉せず一人ひとりに任せていることがほとんどです。その方がバディ同士の連携力が高まりやすいと感じていて、忙しいタイミングもバディ達のチームワークでテキパキと動いてくれています。

お店に就いた当初は私もサポートしながらでしたが、今ではその必要もなく、このチーム力は船橋競馬場店の一番の強みだと自負しています。

再確認

「串一本しか頼まない」から
「串一本でも頼んでくれる」へ。

これは私がコロナ禍を経て学んだ最大の教訓です。当時は、世間の印象も180度変わってしまい、外食が「悪」とすら捉えられていた状況した。

そんな時でも、少しでも力になればとご利用してくれたお客様が一定数いらっしゃったのです。

一人のお客様が来てくれること、さらに言えば一本の串を頼んでくれること、この積み重ねでお店は成り立っていることに改めて気付かされました。飲食業をやる上で絶対に忘れてはいけないことを再確認できた貴重な経験でした。

私がやるべきこと

船橋競馬場店外観

現状、まだ千葉では「かぶら屋」の知名度は高いとは言えません。

そこで千葉にまずはもう1店舗出店することが1つの大きな目標です。千葉でのかぶら屋の認知度をあげ、もっと多くの方にかぶら屋の魅力を伝えていきたいと思っています。

そのためには人材育成に力を入れ、店長や社員として働いてくれる仲間を増やしていく必要があります。独立してオーナーとなった経験などを伝えていきながら、お客様に限らず長くかぶら屋に関わってくれる人を増やしていくことが私の役割だと思っています。

来てくださるお客様への感謝は決して忘れることなく、目標達成に向けて私たちは挑戦し続けます。

かぶら屋船橋競馬場店
  

かぶら屋 船橋競馬場店

住所
千葉県船橋市宮本8-42-1 鳥光ビル1F
営業時間
[平日]14:00~23:00 ※月曜日、時々定休あり[土日祝]12:00~23:00
電話番号
047-404-3200
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